私急行 BBA列車で行こう

主に電車の中で映画を見るBBAに差し掛かった女のネタバレ感想ブログ

沈黙の死(2011年)

これもだいぶうろ覚えだ。

 

夫を亡くして娘と二人暮らしの主人公。娘はちょっと変わり者で一人で絵を描くのが好きな少女。ある日、主人公が仕事から帰ってくると自宅には警察が。自宅に死体があり、娘が自分が殺したと言っている。

娘の描いてる絵が、現実にあったことを彼女なりにストーリー仕立てにして漫画っぽくしてるんだけど、それを元に沈黙している娘に何があったのか回想を交えて主人公が探っていく。

絵は、最初は同年代の少年との交流が描かれてたんだけど、だんだんもっと年齢の上の青年が描かれるようになる。この空想の存在と思われた少年や青年は、実は実在するのでは?それとも全部娘の妄想(多重人格?)で娘は人を殺してるのか?などと見ながら考えていたら、実は少年は自宅近くの移民の人たちのコミュニティにいる実在の少年で、この少年を通じて娘は少年の兄の友人と知り合ったことがわかる。青年に憧れを抱いていた娘だが、青年は実際はチンピラのようなやつで、娘が青年と自宅でいたところにたまたま訪ねてきた伯母(亡父の姉?たぶん…)に姿を見られて撃ち殺してしまう。青年が伯母さんを殺したことで動揺した娘は家から逃げ出し、家のそばの海辺の小屋へ逃げ込むも青年も追いかけてくる。さらに襲われそうになり、娘は抵抗して青年を撃ち殺してしまう。青年の死体を放置し、娘は伯母を殺したのは自分だとだけ言って沈黙するのだった…。

主人公の独自調査で海辺の小屋の腐乱死体が見つかり、そこから娘は沈黙を破り真実を語り始める。

 

娘は正当防衛として罪には問われなかった。