私急行 BBA列車で行こう

主に電車の中で映画を見るBBAに差し掛かった女のネタバレ感想ブログ

ディスコード(2012年)

とても大まかなあらすじ

母親が死んだので葬儀のために生家に帰ってきた女性が主人公。虐待のような目に遭っていたのか、母親とは絶縁状態だった。数日前に姉も先に帰っていたはずだが、連絡が取れない状態に。そして葬儀の後、一緒に母の家に泊まった従姉妹も姿を消してしまう。

 

主人公が生家に帰ってきたあたりで、「あれ?この家の内装に見覚えがあるけど典型的外国の家ってだけ?見たことある??」と既視感。話が進むにつれ「これ見たことある!でも全然覚えてないな!」と結局見ることに。このように見たことを忘れてしまうのでこのブログをメモとして始めたのに最近全然メモしてないじゃないか。詳細なあらすじを書き過ぎなのだ。これからはよりいっそうメモとして簡易化をはかろう。

 

家の中で見えない力に吹っ飛ばされたり謎の霊に悪夢を見せられたりする主人公。刑事さんに相談したり霊能力のある女性(昔の同級生?ゴスメイクなのかクマなのか、とにかく目の周りが黒い)に家に来てもらったりして家の中に壁紙で隠された隠し部屋があることがわかる。隠し部屋からは穴が空いてて他の部屋が全部見られる仕様。

最終的に、お母さんの実の兄(消息不明)が実は連続殺人犯で、隠し部屋のさらに隠し地下室の中にずーーーーっと住んでたことがわかる。夜中などに地下室から這い出てきて、家の中を歩き回ったり冷蔵庫の中のものを食べたりしていた。お母さんに姉妹二人がどんな目に遭わされたかの回想や説明はあまりないのだけど、狭い納戸のようなお仕置き部屋に閉じ込められたりしていたらしい。特に言及されないけど、たぶん殺人鬼の兄から娘二人を守るためだったのだろう…。主人公が隠し部屋の物陰に隠れてる時に伯父さんが地下から出てきたので、その隙に地下室に入ると相談していた刑事さんや、姉か従姉妹どっちかわからんけど女性の死体を発見!震えながらなんとか刑事さんの拳銃をゲットし上に上がるが、気配に気付いた伯父さんに殴られて例のお仕置き部屋に監禁されてしまう。お仕置き部屋にかかっていたハンガー(だからたぶんここは部屋じゃなくてクローゼット?なんですよね)で即席武器を作り、殺しにやってきた伯父さんに攻撃。でもやっぱやられそう〜となった時にまた霊の力で隠し部屋に引き摺り込まれる。目の前にさっき落とした拳銃が!伯父さんを見事撃ち殺す主人公。

手当てを受け、相続の手続きを済ませ、姪(お姉ちゃんの娘)を引き取り家路につく主人公。

生家では、壁の向こうにいまだ殺人鬼の思念が残り穴から他の部屋を覗いていた。終わり。

 

昔は広範囲で殺人を手広くやってた伯父さんがなんで妹の家の中に潜伏するようになったのか?などは一切不明。最後の被害者女性が実は主人公の生みの親で父親は伯父さんだった説などもあり(これだと母親は実母ではなく叔母さんとなる)。全体的に説明があまりなく低予算ぽい感じ。前回も今回も途中でウトウトして見ていたと思う。でもまあまあ面白い。冒頭からの「家の中に誰かいる?!」感は怖い。霊は主人公の味方ならもう少し優しくお願いしますよ。