私急行 BBA列車で行こう

主に電車の中で映画を見るBBAに差し掛かった女のネタバレ感想ブログ

ダーク・ネタバレS1-9

1953年

いなくなったヘルゲを案ずるヘルゲの母。ドップラー所長は警察署へ向かう。

ウルリッヒは、地下室の扉の外で座り込んでいた。

上司(カーンヴァルト氏なの?イネスの父?)に昨日来た男が工事現場の死体の話と、ヘルゲの名前を口にしていたことを告げるティーデマン。ウルリッヒを手配することに。ドップラーに、息子を見つけて欲しいと懇願されるティーデマン。

犬とヘルゲを探すクラウディアとトロンテ。

部屋でアグネスと話しているドリス。ドリスは忙しい夫の不満を漏らす。アグネスの夫は牧師で、亡くなったという。

牧師ノアに、ヘルゲや夫に対する不穏な気持ちを告解するドップラー婦人。

道を歩くウルリッヒを見つけるティーデマン。ウルリッヒは血まみれの顔で逃げ出すので、ティーデマンは後を追う。洞窟は駆け込もうとするが、ティーデマンが威嚇発砲をして食い止める。工事現場の少年に何をしたか聞かれ、ヘルゲを殺したから殺されないと答えるウルリッヒだが、頭がおかしいと思われ拘束されてしまう。

地下室で、目を覚ますヘルゲ。

ウルリッヒスマホを解体して調べるタンハウス。そこへ、老クラウディアが来店する。筒のケースから、なにかの設計書を出しつくって欲しいと依頼する。「時間を正すもの」だと。

 

1986年

顔を覆面で覆い、森の中で逃走している少年。

学校の前でタバコを吸うカタリナに話しかけるハンナ。レイプ事件を警察に通報したやつを見つけたら殺すと息巻くカタリナに、ティーデマンの孫のレジーナでは?とハンナはうそぶく。

ティーデマンの手で釈放されるウルリッヒ。ヤーナはティーデマンの頬を平手打ちし、マッツの捜査からも外れろと罵る。

原発の竪穴へ一人で降りていくクラウディア。黄色のタンクが山積みで、放射線カウンターが反応している。そのとき、暗闇から犬が駆けてきた。33年前にいなくなった飼い犬とそっくりだった。

ウルリッヒとカタリナはレジーナに因縁をつける。夏に森で縛って放置した「ゲーム」の仕返しかと言ってレジーナを小突くカタリナ。そこへ、見知らぬ少年が止めに入る。少年は拳銃を突きつけ、カタリナにレジーナに対して謝れと言う。本物らしいことがわかり、少年に言われるがままに立ち去る二人。少年が怪我をしていることに気づいたレジーナは家で手当すると言う。少年はアレクサンダーと名乗った。

ドップラー所長と対峙するクラウディア。事故のことを問い詰める。事故のことは当直の数人の従業員とヘルゲしか知らないと言う。事故の時「なにか」起きなかったから尋ねるクラウディアだが、ドップラーははぐらかす。

山小屋にいるヘルゲを影から見つめる老ヘルゲ。

ヘルゲとの約束の時間に合わせ署を出るティーデマン。

ティーデマンの車が近付いてきたことに気付いたヘルゲは、山小屋の中で息を潜めた。ティーデマンが去っていくのを確認すると一息つく。

森の中を一人歩く自称アレクサンダー。茂みに、拳銃と2冊のパスポート(ボリス・ニーヴァルトと、アレクサンダー・ケーラー)をを出し、拳銃とボリスのパスポートを隠す。アレクサンダー・ケーラーの名前と生年月日を記憶する。それを、物陰でハンナが見ていた。

犬と所長室にいるクラウディア。そこへ、秘書に連れられ「娘の友人で、仕事をしたい」とアレクサンダーがやってくる。レジーナに紹介をされたという。

鏡の前で髪をとかしているレジーナ。

地下室で牧師ノアと「あの部屋」を作っているヘルゲ。なぜ成功しないか尋ねるが、ノアにははぐらかされる。もう嫌だと告げるヘルゲだが、言いくるめられてしまう。ノアは、タイムマシーンを、作るのだと言う。

後日、秘密の仕事をアレクサンダーに与えるクラウディア。竪穴に壁を作らせた。


2019年

台所の戸棚から箱を取り出し、その中からあのときのパスポートと、拳銃を出して眺めるハンナ。

ウルリッヒの最後の留守電を聞くシャルロッテ。そこにカタリナが飛び込んでくる。ウルリッヒが帰ってこないと言われるが、停職中だと答える。八つ当たりをして飛び出していくカタリナ。

ニールセン家では、マグヌスとフランツィスカが抱き合っていた。拾ったネックレスを渡されるとどこで拾ったのかと奪うように受け取るフランツィスカ。

マルタはリビングで電話をかけていたが、ヨナスは出ない。自室で、赤い紐をいじっていた。

ハンナのところへカタリナが訪ねてくる。ウルリッヒはどこかとハンナを突き飛ばす。ウルリッヒとは、私から別れた、本当は最初から嫌だったけど彼が諦めなくて…とつらつら嘘を吐くハンナ。しおらしいふりをしてカタリナを傷付ける。声を出して泣くカタリナを慰めるように頭を撫でる。

自宅にいるバルトシュのところは、老クラウディアが現れる。祖母と名乗られるが祖母は死んだと聞いているバルトシュは驚く。驚くも、家に入れて話を聞く。レジーナにとっては死んでも同然と言うクラウディアに今までどこにいたのか尋ねるが、今は答えてくれない。レジーナと二人で写った写真を、渡して欲しいと託す。

ジーナは森のホテルの受付にいた。

原発の所長室で、ハンナの施術を受けているアレクサンダー。その最中に、パスポートが入っていた袋を見せる。中身は大切に保管していると言うと、アレクサンダーはハンナの望みを尋ねる。ハンナは、金ではなくウルリッヒを破滅させて欲しいと頼む。ボリス・ニーヴァルトの名前を口にして、脅しながら部屋を去る。

雨の中、どこかからか帰ってくるヨナス。家の前でマルタが立っていた。ヨナスはマルタから距離を取ろうとするが、マルタは詰め寄る。自分とマルタの関係が間違っていたと言うヨナスだが、それを否定するためにキスをするマルタ。だがヨナスは謝りながら立ち去ってしまう。

ウェラーと電話で話しているアレクサンダー。ほとぼりがさめたら容器を元の場所に…と言って電話を切る。

森のホテルで、ヨナスが不在の部屋を掃除に来たレジーナ。その異様さに驚く。壁には無数のメモが貼られていた。

夜、ノアの迎えの車に乗るバルトシュ。ノアは正しかった、ノアの申し出に乗ると言う。

雨の中、男娼の車のそばに停められているトレーラー。そのそばにフードの男が立っていた。男はコンテナを開ける。中に入ると、黄色い放射性物質のタンク。フードの男は髭ヨナスだった。