私急行 BBA列車で行こう

主に電車の中で映画を見るBBAに差し掛かった女のネタバレ感想ブログ

ダーク・ネタバレ S1-6

S1-6

1986年

洞窟の前で木に縛られ、カタリナとウルリッヒに呼びかけるレジーナ。両頬に墨?で横棒が描かれている。

悪夢に飛び起きるヤーナと、寄り添うトロンテ。

 


2019年

行方不明の少年3人の捜索について、捜査員に改めて指示をするシャルロッテ

学校の壁に貼られた昔の写真にミッケルが写っているが、そのことには誰も気付いていない。

ハンナに父ミハエルとの出会いを尋ねるヨナス(前回ミハエルの遺書でミハエル=ミッケルを知った)。病院だと答えるハンナ。そのときハンナは14歳。病気になる前はどんな人だった?という質問(ミハエルの病気とは?)。ハンナに何か言いかけてやめるヨナス。

署の書庫にいるウルリッヒ。マッツの捜査資料を見返している。

学校に行こうとするマルタとマグヌスを引き止めようとするカタリナだが、マルタに反抗されてしまう。

ジーナは自宅で一人、乳がん検診の結果を開封している。

自室の引き出しから地図を取り出したヨナスは、そこに前はなかった書き込みがあるのに気付く。「印を辿れ」

両親の家でトロンテと会うウルリッヒ。マッツ、ミッケル両方の疾走したときのトロンテのアリバイを尋ねる。ヤーナが起きてきてトロンテを庇う。ヤーナと二人で話すウルリッヒ。なぜ父を庇うのか、マッツがいなくなった夜は父は不在だったのに、と問い詰められ、ヤーナは「あの人は浮気をしていてあの夜もその人と会っていた、クラウディア・ティーデマンと」と話す。マッツを最後に目撃したのはその娘、レジーナである。

ホテルのフロントで思い悩んだ末に、夫に電話をかけるレジーナ。だが留守電。

マグヌスは洞窟近くで、フランツィスカが隠れてやり取りをしている箱を開ける。中は空だった。近くに放置されたソファの周辺には使用済みのコンドームと、天使のネックレス。

送られてきた装置、照明、追記された地図をリュックに詰めるヨナス。一人、洞窟へ入っていく。

学校では、マルタが舞台の準備をしていた。控え室へ現れるバルトシュ。ミッケルがいなくなったのは自分が洞窟へ行こうと言い出したせいだと謝る。どことなく噛み合わない二人。

ミッケルのポスターを貼りまわって帰宅したカタリナ。誰もいないリビングで、ふとテーブルに投げ出されたウルリッヒの携帯電話の明細を見つける。やけに通話の多い番号にかけると、ハンナが出た。

森のホテルを訪れ、レジーナにマッツがいなくなったときのことを尋ねるウルリッヒ。マッツが一人で帰るのが怖かったレジーナを送ってくれた、ウルリッヒとカタリナがあんなことしたから(冒頭の森で縛られた少女はレジーナだった)あなたたちのせいだと責めるレジーナ。ウルリッヒはその腹いせにレイプ事件をレジーナがでっちあげたと思っていた。ぽかんとするレジーナ。ハンナが警察署でレジーナを見たと言っていたことを証左にするウルリッヒだが、レジーナはハンナはウルリッヒを手に入れるためならなんでもしただろう、あなたたちみたいな悪人じゃないので私は警察官の祖父にでっちあげの密告などしない、と言う。反論もなく立ち去るウルリッヒ。レジーナの眼から涙がこぼれた(心労…)。

失踪事件と謎の子供の遺体について取り上げるラジオ番組に電話をかけるカタリナ。殺人者がいる、そんなものいないと信じたい、みんな知り合いだから。だが、本当に知っているのか、見知った誰かの中に殺人者がいる、この街はおかしいと語る。

帰宅して、がん検査の結果の紙を見つけるアレクサンダー。妻が癌に侵され転移していることを知る。

自分のレイプ事件の捜査資料の目撃者としてハンナの名前が載っているのを見つけるウルリッヒ

もうすぐ舞台の幕があがる。客席に座るバルトシュ。

トロンテとペーターが、あの小屋で一緒にいる。扉の開いた地下室の前で。地下室の中に入り、9:17を待つ二人。

洞窟の探索を続けるヨナス。

ハンナの家に殴り込んできてレイプ事件のでっちあげを乱暴に問い詰めるウルリッヒ。目的は何かと問われ、あなたと答えるハンナ。お前は毒だと金八のようなことを言うウルリッヒ。夫の自殺まで持ち出されてビンタするハンナ。ウルリッヒはだまされたと捨て台詞を吐いて立ち去る。

ジーナに電話をかけるアレクサンダー。レジーナは、学校の駐車場で車を停めて、劇を見ているバルトシュを待っていた。なにがあってもそばにいる、愛してると言うアレクサンダーにただならぬものを感じながら、私もと答えるレジーナ。

洞窟に張り巡らされた赤いロープを辿り、その終着点に着いたヨナス。例の装置を取り出す。奥に進むと、装置が反応を示した。行き止まりの壁に、刻印がされていた。それは扉だった。

舞台の上でセリフを言いながら、だんだん涙が出てきて嗚咽するマルタ。最後部の席で見ていたカタリナは思わず駆け寄り、舞台上でマルタを抱きしめる。

扉を開くヨナス。向こうからは風が強く吹いてくる。

街の中のあらゆる照明が、チラチラと点滅する。トロンテの持っている手帳?には、何かの日時がいくつも記されていて、その中が今日の今の時刻だった。

マルタに寄り添い学校を出ようとするカタリナとすれ違うレジーナ。ラジオでのカタリナの発言を、揶揄するようなことを言う。この街が嫌なら出ていけという挑発に乗って、何発もレジーナを殴るカタリナ(自分の体格の良さを考えろ!)。呆然とするマルタと、そこに現れ慌てて止めに入るマグヌス。当時何をしたか、子供達に話せとさらに挑発するレジーナだが、カタリナは二人を連れて学校を出て行き、二人と手を繋いで帰路に着く。

帰宅したレジーの顔を見て驚きながらも、抱きしめるアレクサンダー。

ウルリッヒは車の中で、自分たち兄弟のアルバムを眺めていた。そして、マッツと自分が並んで写っている写真を見て、何かに気付く。

扉の向こうの人工的な通路を這って進むヨナス。また、同じ扉を見つける。洞窟から、外に出る。

帰宅後、マルタはマグヌスの部屋を訪れる。さっきのはなんだったのか聞くマグヌスだが、マルタも答えることができない。両親がどんな子供だったのか、素顔を知らないと呟くマルタ。

洞窟から出たヨナスが、雨の中バス停の前を通る。そこに貼られたポスターは、行方不明のマッツのものだった。そこへ車が停車する。少女のハンナとハンナの父だった。送ろうかと声をかけるハンナの父。少女がハンナと呼ばれたことに驚くヨナス、申し出を断ってその場から立ち去る。

死体安置室で、発見された子供の遺体を取り出すウルリッヒ。顎の下に、母が言っていた傷があるかどうか確かめる。少年の着ていたトレーナーの柄が、さっき見ていた写真のマッツと同じものだったからだ。