私急行 BBA列車で行こう

主に電車の中で映画を見るBBAに差し掛かった女のネタバレ感想ブログ

不感地帯 シーズン2 第1〜7話

シーズン1の終わりから二ヶ月後から始まる。ロレーヌは怪我による休職から復帰したところ。街は採石場の再建が進行中で、シリアニ検事は採石場産廃廃棄物の不法投棄場所にしようとしている街の影の支配者スタイナー(現市長の父親)の不正をなんとか暴こうとしている。

みたいな感じでスタイナーをどうにかせな…という本筋と並行してやっぱり毎回殺人事件などが起きるのでロレーヌがそれを捜査する進行。また、市長の娘マリオンの失踪事件はシーズン1で一応終わったものの、ロレーヌのかつての誘拐事件の犯人(鹿頭)探しとしての森の捜索も続いている。

鹿頭の「森の男」はケルト神話の儀式を行なっているっぽくて、ケルト神話に詳しい図書館司書という新キャラが現れるのだが、残念ながら新レギュラーではなくシーズン最初の犯人だった。

環境査察官という新キャラの女性も出てくるのだが、シリアニといい仲に。

街の憩いの場であるエルドラド・カフェの店長BBAサビーヌはもともと反市長派の環境愛護主義者だったが、なんとシーズン1でロレーヌの娘・コアが入り浸った活動団体の真のボスだったのだー!

ロレーヌはケルト神話を調べたりして自分が拘束されていたところが「聖地」というなんらかの儀式の場所であると気付く。ロレーヌの深夜の森の探索についについていくことにするヌヌース。ところが二人とも鹿頭の男を追いかけているうちに谷底へ転落。転落したそここそがついに見つけた聖地だったのだが、ヌヌースは谷底で太めの枝が背中から腹に貫通してさあ大変。なぜか頑丈なロレーヌは骨折しているものの動けるので聖地を抜け出して救助を呼ぶことにするが、20年前の記憶がフラッシュバックする。無意識に封印したのか、実は聖地に拘束されていたのはロレーヌ一人ではなかった。もう一人、同い年の少年がいたのだ。目の前で彼が森の男によっておそらく命を奪われたことを思い出したロレーヌ。鹿の幻?に導かれるように聖地を脱出し、救助を呼びに走るロレーヌの前に現れたのは市長だった。

市長は娘の死を受けて酒浸りになったり、奥さんの妊娠がわかったのに酒浸りになったり、車ごと崖から落ちてボロボロで森を徘徊したり、森の中で娘の死と向き合ったりして奥さんのところについに帰ってきて俺は親父を倒す!と決意したりしていた。なんか知らんけど虫の知らせを感じて森へ車を走らせたら走ってきたロレーヌとばったり会ったのだった。運命〜。私ずっと最初からこの市長がなんかいけ好かなくて嫌いなのよね…。

ヌヌースは出血がひどくて顔色が死体みたいになって孤児院出身の話とかしだしたのでこれもう本当に死ぬんじゃないかなと思ったけど、助かった。よかった。エルマンとポール(消防士)が心配して探してくれてたのもよかった。

ところでヌヌースのモルモットについて、シーズン2では大きな発見があった。

なんとモルモットはぬいぐるみじゃなくて生きた本物だったのだ!!でもシーズン1の頃はぬいぐるみ使ったませんでした?ってくらい動いてなかったんだよな〜。ヌヌース、引き出しに隠したりしてたし。急にカメラが寄って動いてる姿を映し出した!でもヌヌースがかわいがってるけど結構扱いが雑なのは変わらず。でもヌヌースの席にケージがあったり、ヌヌースの入院中はエルマンが餌をあげてくれたりしてかわいがられている。ヌヌースが少し回復してきたら「ネズミ〜」って病室に連れてきてくれて雑だけど優しい。

物語はサーウィン祭というケルトの祭りを間近に控えて、住民の家になんの生き物のものかわからない血まみれの骨が置かれたりして不気味な雰囲気になっている。アルデュイナの子達も祭りでなにかを起こすために準備を進めている。祭りで何が起こるのか?モルモットは大丈夫なのか?ヌヌースは入院中のまま最終回を迎える…。