私急行 BBA列車で行こう

主に電車の中で映画を見るBBAに差し掛かった女のネタバレ感想ブログ

不感地帯 シーズン1 第7〜8話

消防士ポールと朝チュンしたヌヌース。奇しくもロレーヌもまた、自宅で市長と朝チュンしていたところだった。ところがロレーヌ宅にシリアニ検事が市長を逮捕しに訪ねてくる。娘の失踪に関与してるのでは…ていうか父親である市長が殺したんじゃね?という疑惑で。動揺するロレーヌ。

ヌヌースは牧場主殺害事件の捜査に当たる。牧場主は知的障害のある息子がところ構わず撮った写真から住人達の秘密を探し出し、恐喝していたのでその恨みで殺されたらしい。一時的に署で保護された息子(高校生くらい?)はヌヌースのふわふわモルモットちゃんを気に入り離さなくなるのだった…モルモットちゃんを取られたヌヌースかわいいですね。

ソファでモルモットちゃんを抱いたまま少年がうたた寝してる隙にそっとモルモットちゃんを取り返すヌヌースよ…。

事件はゆすられていた住人の一人が犯人。妻を殺して埋めているところを写真に撮られたのだった。ヌヌースとエルマン(警察官のおじさん。めんどくさがりやのアウトドア好きの田舎のおじさん)が逮捕している間、ロレーヌは森での独自調査から森の沼地になにかがあると踏んで単独で沼へ。

ロレーヌの娘は怪しい団体のリーダー格とそいつの隠れ家キャンプでしっぽり朝チュンをしていた。朝チュンの多いドラマだな。テントの周りを散策していると岩場でカラスがなにかいじっているのを見つけ、それが行方不明の市長の娘のスカーフであることに気付く。スカーフを持って逃げ出す娘。

ロレーヌはついに沼地で市長の娘・マリオンの遺体を発見するのだった…。続く。

 

市長は娘失踪時のアリバイがないこと検事に尋問されても答えなかったが、実は街の20年以上前に閉鎖された採石場の土地を使って産廃保管所を作ることを計画していてそのために秘密裏に産廃処理業者と会っていたらしい。

マリオンの遺体に石灰が付着していたことから閉鎖された採石場跡に一人向かうロレーヌ。ヌヌースとは単独の森の調査をしていることをロレーヌが全然話してくれない!と喧嘩して別行動。そこへフードを被った人物が現れ、ロレーヌに近づき拳銃を構える。振り返ったロレーヌは意外そうな顔だが、誰かがすぐにわかった様子。フードの人物はロレーヌに向かって発砲。その正体は、第1話からずっと警察署にいる女性警察官・カミーユだった!!カミーユ、お前だったのか…。さらに二発ぶち込むと採石場脇の森にロレーヌを転げ落とす。謝りながら。

その後、署にロレーヌを訪ねてきたロレーヌの娘・コアがマリオンの遺体の所持品に足りないものがあるとカミーユに話したため、カミーユはコアを連れて遺体発見現場の沼地へ。なくなっていた所持品を見つけたのを確認すると、コアを殺そうとするカミーユ。市長にスパイを探すように命令されていたのだが、スパイはなんと市長の娘で、もみ合っていたら岩場から突き落としてしまい遺体を埋めたらしい。なんとか反撃し沼地に落ちていた鹿の角でカミーユをブッ刺すコア。強いね。

コアは発煙筒を使いヌヌースが保護。ロレーヌは森に放置され意識を失っていたが、ロレーヌが追っている「森の男」らしき鹿の毛皮を頭からかぶった人物によって一命を取り止めるのだった。シーズン1終わり。

 

第7話のラストでは街の唯一の憩いの場・エルドラドカフェで消防士ポールと仲良く踊るヌヌースの姿が。色々葛藤はあるけどヌヌースは同性愛者であることをことさらに隠すつもりはないらしく、同僚のエルマンも「(ヌヌースがポールと気まずい時に仕事で顔を合わせたけど無視?されたとき…)なんて慰めていいかわからんが」と言いつつ一定の理解は示しているよう。田舎のおっさんのわりに意外。エルマンはシーズン1のエルドラドカフェ銃撃戦のときに撃たれたので殉職するのか?!と思ったら死ななかったけど、シーズン1の後半はずっと腕つってた。カミーユの昇格試験を励ましたりしていたので、カミーユが市長側の人間で結果的に罪を犯してたのはショックだろうな…。みんなのお父さん的存在です。