デッド・トゥ・ミー シーズン1（1〜5話）

シーズンがたくさんあるともう見るのを決意するのにものすごいパワーがいるのでなかなかドラマに手を出せないが（特に非オムニバス）、まだシーズン1で今度新シーズンがあるらしいので思い切って見てみた。Netflixで他の映画見てるときに予告で流れたんだったかな？

三ヶ月前に轢き逃げで夫を亡くしたジェンは息子二人と暮らす不動産業で働く女性。夫を轢き殺し未だ捕まってない犯人への怒りに支配されてカッカしてるので、身内を亡くした人が参加する自助グループに参加してみることに。

そこで知り合ったジュディは婚約者を亡くしたらしく、ジェンと同じく初参加。ジェンは自助グループ内でも怒りを収めることができず他の参加者やグループを運営する神父に噛み付いてしまう。ジェンとジュディは初対面から意気投合とはいかなかったが（ジェンの方がジュディにやや引いてる）、お互い眠れない夜を過ごしていることを知りジュディから電話番号を渡される。

家では息子たちの世話をしつつ、一人になるとむせび泣くジェン。やはり眠れずさっそくジュディに電話をしてしまう。そこから急速に仲良くなる二人。電話だけじゃなく夜遊びもする仲に。

ところがある夜、ジェンがジュディの家を訪ねることで事態は急変。ジェンは不動産業の勘所で、以前見せてもらった自宅前の亡くなった婚約者とジュディの写真からジュディの自宅を特定（それはそれで怖い）。「今から行くね♪」「えっちょまっ」通話が繋がったままインターフォンを押すと出てきたのは死んだはずのジュディの婚約者…「彼女とは別れたんだ」

嘘かよ！！

翌日の自助グループでみんなの前で怒りをジュディにぶちまけるジェン。彼とは別れただけで死んでなんかいなかったんだけど、彼との子供を流産して、それから別れることになって…とわけを話し謝るジュディ。事情はわかったけど嘘ついて参加はあかん。他の人たちに失礼や。他の人「違うグループに行くべきだったわ」そうね！！

だが、帰って冷静になっていろいろ考えたジェンはジュディの職場である老人ホームを訪ねる。彼の家を出た後、住むところがなくホームの空室に住んでいると言うジュディ。自分の怒りを収めたジェンは、亡夫のスタジオ（ミュージシャンだったらしい）に使ってたゲストハウスに住む？と持ちかける。最初は遠慮するものの、申し出を受けることにするジュディ。その夜、一人で貸し倉庫に預けている荷物を取りに行く。貸し倉庫には車が一台。バンパーが大きく抉れている。まるで人を轢いたかのように…。

お、お前が轢き逃げ犯かよ？！

というところで１話が終わる。ジュディの目的はなんなのか？？えっこれサイコスリラー？ブラックコメディだと思って見始めたんだけど…。

５話まで見た結果、ジュディはジェンの旦那を轢き殺した件は自首したりするつもりはないんだけど申し訳ないことをしたとは思ってて、罪滅ぼしとしてジェンのことを支え助けていくつもりっぽいんだけどいやいやいや…。ダメでしょ！！頭おかしいでしょ！！ジュディはずる賢いわけではなくわりと素でジェンの力になるわ！旦那を轢き殺したのは私だけど…みたいな気持ちなので怖い。バレたとき相手がどんな気持ちになるか（１話の嘘がバレたときの比じゃない）、みたいのを想像しないのか、あえて目を逸らしてるのか。

ジェンの義母（旦那母）との仲の悪さや、ジュディと元彼との元サヤ問題、ジェンの亡夫が実は浮気していた、ジェンとジュディそれぞれの新しい恋など、毎回飽きさせない感じで今のところ面白い。最初は字幕で見ていたけど吹替のが面白いので今後は吹替で見る。轢き逃げしてること以外はジュディはアホだけどいい奴で、ジェンはキレやすくて常にキレ散らかしてるけど結構いい奴。ジュディの元カレは意識高い系金持ちで鼻持ちならない。ジェンの姑はクソ。ジェンの同僚のゲイ（疑惑？）がこのドラマの良心。