ダーク・ネタバレ S1-4
2019年
老人ホームの部屋でチクタクと呟き続けるヘルゲ。洞窟の入り口に顔の見えないフードの男が立っている。
朝、フランツィスカは妹に口紅を取られたと憤慨。それぞれ別の部屋から出てきて挨拶をするシャルロッテとペーター。朝の予定を伝え合うが、ぎこちない2人。
ミハエルの部屋で見つけた洞窟の地図を自室で眺めるヨナス。「交差点はどこにある?」という走り書き。
聾唖の妹に手話でブチギレるフランツィスカ。エリザベート(8歳)は盗んでないと答える。エリザベートはミッケルを嫌なやつ、嫌いと思っている。
学校へ行こうとするヨナスに、休んでもいいと言うハンナ。気晴らしでもしないかと。ヨナスの無言の反応に、すぐ撤回する。気晴らししたいのはハンナのほうでは?
ホームのヘルゲを訪ねるペーター。ヘルゲは「彼に伝えなくては」「止めないと」と呟くが誰に、何を止めるかは答えない。
エリザベートを車で学校に送る途中の道の、自然観察カメラのメモリーカードを抜き取るシャルロッテ。
地図を持って洞窟にやってくるヨナス。洞窟に入っていくのを、背後の物陰から見ている髭ヨナス。
学校の前で帰りの迎えの話をしているシャルロッテだが、エリザベートは上の空。ヤシンという少年を見ている。
検死医に鳥の死因を調べさせるシャルロッテ。鳥の体の斑点を33年前にも見たと話す。少年の遺体の件で問い合わせの電話が来ているとシャルロッテに言うウェラー。ウルリッヒ
は来てない。
ミッケルのベッドで寝過ごしたウルリッヒ。カタリナは36時間も経つのに原発の捜索令状が降りないことに苛立つ(シャルロッテから電話があった)。
ヨナスは地図を片手に洞窟の中を進んでいく。
ミッケルのいなくなった時間帯の自然観察カメラの映像を確認するシャルロッテ。そこに映っていたのは夫ペーターの車のナンバーだった。エリックがいなくなった日のタイヤ痕をウェラーがウルリッヒの代わりに調べるか確認すると、自分がやると少し声を荒げた。
車に乗り込もうとしたペーターは車内に赤土が落ちていることに気付き、払い捨てる。シャルロッテから電話があり、ミッケルがいなくなった日の不在着信はなんだったか(帰宅が遅れる旨)、診療所にいたのか(22時頃までいた)、聞かれるがあやふやに答える。
森を1人歩くフランツィスカ。隠し場所から、缶の箱を取り出す。それを物陰から見ているマグヌス。中身を服の中に隠すとまた箱を元に戻す。
町外れのトレーラーを訪ねるシャルロッテ。1人で商売をしている男娼が扉を開ける。月曜にペーターが来たか、顧客かどうか尋ねる。男娼は顧客のことは忘れないと言い、ここ一年は見てないと答える。足早に立ち去るシャルロッテ。
老人ホームの職員たちの噂話を耳にするヘルゲは。損傷の激しい少年の遺体の話。
学校に戻ってきたフランツィスカは、部室でさっき服の中に隠した封筒をバッグの中に移し、着替えを始める。
洞窟からヨナスが出てくると、道の脇に停めてあった自転車のハンドルに、赤い紐が短く結ばれていた。
新体操の練習をするフランツィスカを、扉越しに、それまでの険しい顔とは違う表情で見つめるマグナス。
山小屋を車で訪れるシャルロッテ。赤土。検死医から電話があり、死んだ鳥は鼓膜が破れて墜落して死んだという。電磁場の影響で見られるらしい。
学校の前で親の迎えを待つエリザベートとヤシン。手話で会話している。ヤシンの母親が先に現れ、ヤシンは帰っていく。一緒に送るか聞かれるが、エリザベートはママが来るからと断る。
山小屋の敷地内に、地下室への入り口を見つけるシャルロッテ(以後の貯蔵庫)。中は空っぽ。また電話がかかってくる。
部活が終わり更衣室に戻ってくるフランツィスカ。鞄の中にさっき入れた封筒がない。マグヌスが現れ、封筒の中の金はなんだと問いただす。麻薬売買を疑っている。奪い返したフランツィスカは、この金で嘘だらけのこの街を出ていくのだと言う。両親の不和と家庭の破綻を嘆くフランツィスカに、マグヌスはキスをし、2人は体を重ねる(学校の更衣室で大丈夫?!他の部員来ないの?!)
診療所にいるペーターにシャルロッテから電話が入る。原発に行かなければならないのでエリザベートを迎えに行ってほしいという。しぶしぶ了承するペーター。シャルロッテは一年前の約束「なにかあったら話す」を持ち出すが、ペーターは時間がないと電話を切る。
待ちくたびれたエリザベートは、ポケットから出したフランツィスカの口紅をひと塗りすると、一人で帰り始める。
雨が降り始め、老人ホームからヘルゲが脱走する。
土砂降りの中、跳ねながら歩くエリザベート。道に落ちている菓子の袋を、興味深そうに拾う。(見たことのないパッケージだから?今は売ってない昔の商品?)
学校に着いたペーターはエリザベートはもう帰ったと教師に言われる。今日は14時までだったと。
原発でアレキサンダーに案内されるシャルロッテ。別室に侵入して見つかったウルリッヒがいた。額から血が流れている。ウルリッヒを車に乗せて連れ帰ることに。シャルロッテになぜいなくなるのは他の子供ではなく自分の子供なのか、文句をひとしきり言った後、途中で車を降りるウルリッヒ。ペーターから、エリザベートがいないと連絡が入る。
父の部屋で地図をじっくり眺めるヨナス。
エリザベートを探して森に入るシャルロッテ。道からすぐのところに、エリザベートの帽子が落ちている。
シャルロッテに言われた通り、家に戻ってクラスメイトに電話をかけていたペーター。帰ってきたシャルロッテに誰もエリザベートを知らないと告げると、シャルロッテは落ちていた帽子を見せる。絶句し、ゆっくりとシャルロッテを抱きしめるペーター。
警察が夜の森の中を、捜索を始める。
地図をしまい、ベットに横たわるヨナス。
居間で掃除機を片手に立ち尽くしているカタリナ。ウルリッヒが帰宅するが、何も言わずに二階へあがっていく。
フードを被った男が、山小屋に入る。
帰宅したフランツィスカ。消沈した両親の姿にただならぬものを感じる。はっとするシャルロッテとペーター。
捜索中の警官の前に徒歩で現れるヘルゲ。居合わせたウィラーに、「止めなくては、彼に伝えないと」と呟く。
普通にドアを開けて帰ってくるエリザベート。抱きしめるシャルロッテ。「迎えに来ないから歩いて帰って、途中で人に会った」と言って懐中時計を見せるエリザベート。ノアからもらったと言うが、当然シャルロッテたちの知らない名前。懐中時計は「昔ママが持ってた」という。ペーターと、帰宅に気付いたフランツィスカもエリザベートを抱きしめる。だが、エリザベートが自分の口紅を塗ってることに気付き平手打ちする。ウェラーから、ヘルゲを発見した連絡を受けるペーター。懐中時計の蓋の内側には、「シャルロッテへ」と刻印されていた。
ヨナスの寝ている部屋に、髭ヨナスが入ってくる。しまわれた地図を取り出し、何かを書き込んでまた引き出しに戻す。
老人ホームに戻ったヘルゲは変わらず「彼を止める」と話している。介護士に誰を止めるのかと聞かれると「ノア」と。
朝、1人で森の中を歩いているヤシン。母親と喧嘩でもしたのか、一人で学校に行けると怒っている。フードの男が現れ、「ノアの使いだ」と名乗る。ヤシンの名前を知っていた。